寮生活
ダイバシティな寮環境
私たちは、寮はホームであると同時に、生徒が大きく成長するための大切な教育の場であると捉えています。寮には日本だけでなく、世界各国から多様な背景を持った茗溪学園の中高生男女約190人が寝食を共にしています。多様な文化・バックグラウンドを持った若者同士が集団生活を送ることにより、21世紀のコミュニティとはどうあるべきか、他者とどのように共生すべきかを考え、経験知としても知ることができるのです。
寮生活を通して、自他を尊重する精神を育み、自立した、世界で活躍できる人を育成します。
寮で生活する
寮は中高男女別の4つのハウスに分かれています。各ハウスのフロアにはハウスマスターと呼ばれる教職員とその家族、学校長も寮に在住し、生活指導や健康管理など、あらゆる面で生徒をサポートしています。
高校寮は2人部屋で、居室と学習室に分かれています。各フロアには共用の洗濯機、冷蔵庫、電子レンジ、給湯器などが設置され自由に使うことが出来ます。入浴は、大浴場、個別シャワーブースが完備され、 朝と夕の決められた時間に利用できます。
寮生活のスケジュール
06:20
起床・清掃
07:00
朝食
08:20
登校
17:00
夕食・入浴
19:30
沈黙の時間
(土曜日は自由)
22:30
就寝準備
23:00
就寝
食事は、寮に隣接する食堂で管理栄養士の監督のものとで調理スタッフが調理した栄養バランスの取れた食事を朝・昼・晩の3食とります。
寮で学ぶ
寮では毎晩決められた時間「沈黙の時間」(個人学習の時間)に学習します。これにより、学習のリズムを整え、各自が集中して熟考できる機会を作ります。希望者を対象に苦手教科の克服や、大学受験対策を目的として補習、さらに希望者は特定の言語(日本語、スペイン語、ドイツ語、中国語などの指導や、ピアノやバイオリンなどの音楽の個人指導を受けることも可能です。このように生徒各人の特性に応じた学習環境を整えています。
このような環境の中で寝食を共にした寮の友人は一生の宝物となり、将来世界のどこかでつながる日がきっと来るでしょう。